『いのち』：第四章「エネルギー」5

　エネルギー、英語では energy（エナジー）、日本語では『力（ちから）』でしょうか。例によって、国語辞典で調べてみると次のような二通りの意味が載っていました。

基本的な物理量の一つ。仕事をすることができる能力、また、その量。最初は物体が仕事をなしうる力学的エネルギーのみが考えられたが、次第に熱、電磁気、光、質量など間接的なものにも拡大。大きさは、そのエネルギーがなくなるまでの間にする仕事の量で表わす。
人間の活動、行動の源となる力。個人の肉体的原動力や、多くの人間による社会的な活動、運動のもととなる力など。精力。活気。

　エネルギーと聞いて、通常私たちが思い浮かべるのは、1.の意味だと思います。