2005/2/24 uploaded

 霊の話は、実は「人間」の話です。なぜなら、霊に関しては“人は死んだら肉体を離れて霊として存在する”などと言われるからです。このことは、人は、生きている間は、「霊」「肉体」が合わさって「人間」として存在しているということを示しています。(「離れて」というところがポイントなのです。)つまり、霊とは、死んだ人がなるのかもしれない得体の知れない特別の存在ではなく、この世に生きている私たち一人一人が、すでに「霊」でもあるということなのです。

 『人間は霊と肉体が合わさった存在』なのだということなのですが、これはとてもイメージし難いのではないかと思います。なぜなら、霊は見たり感じたりできませんし、また、肉体は見たり感じたりできるので、私たちは肉体を自分自身そのものと思っているからです。イメージし難いので「何を馬鹿げたことを」と言って、否定してしまう方もいらっしゃることと思います。

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