2005/7/7 uploaded

 さて、第六章では、私のたどった軌跡の幼少期から大学時代の頃までのことをご紹介しました。様々な未知のものへの興味とそれらから得た気づきについてお話ししました。そして、それら未知のものへの興味の根底には、『人間とは何か?』という問いがあることをお話ししました。

 第六章の最後では、ユング心理学に言及し、『共時性』『自己』という概念をご紹介しました。これらは、いわゆる常識では大変理解し難いことかもしれません。しかし、私が医師になったきっかけをご紹介しましたように、それまでの私の思いを見事に説明することになった概念であり、私の中には当たり前のようにすっと入ってきました。皆さんはどうでしょうか。同じようなご経験がおありでしょうか。それとも受け入れ難いことでしょうか。

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