2006/11/6 uploaded

 さて、第七章では、『人間とは何か?』という問いの答えを追求して来ました。その間、様々なことを考察しましたが、その結果をここでまとめておきたいと思います。

  1. 人間には、肉体のほかに見えない体=霊(広義)がある。
  2. 見えない体は、幽体・霊体など複数の体から成る層構造をしている。
  3. 肉体と見えない体は複数の機能の集合体として、一つの『からだ(BODY)』と捉えることができる。
  4. 『からだ(BODY)』に『魂』(の一部)が宿ることにより、人間として存在している。
  5. 『魂』は、『からだ(BODY)』とは別次元に存在している。
  6. 『魂』は人間としての生を送ることを決めた時に、その一部を宿らせるべき『からだ(BODY)』を選択する。
  7. 『からだ(BODY)』に宿る『魂』(の一部)は、人格の種である。
  8. 『からだ(BODY)』とは、『魂』(の一部)の“器”あるいは“乗り物”である。
  9. 『魂』は『からだ(BODY)』という乗り物に乗って、人の一生を体験し、そこから学びを得ることにより自らを成長させて行く。
  10. 『魂』は、この世における時間を超越しているので、この現象界における過去・現在・未来に同時に関与することができる。
  11. 人間の一生分の未来はあらかじめ『からだ(BODY)』に織り込まれており、『魂』は『からだ(BODY)』を選択することにより、体験すべき人生を決める。
  12. しかし、実際の人生は、現象界における様々な要素の干渉により、『からだ(BODY)』に織り込まれている通りにはならず、厳密には、人生は“出たとこ勝負”である。
  13. 人間が、出たとこ勝負のこの世での人生に迷ってしまわないように、『魂』は常に働きかけている。『シンクロニシティ』はそのような働きかけの一つである。
  14. 人間の自我は、『魂』の一部である人格の種に様々な要素が重畳・干渉した結果形成されている仮のものである。

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