2002/10/22 uploaded
さて、第一章では主に生物学的な側面から『いのち』を考察して来ました。その結果、生と死の境目はあいまいで途切れが無く連続しており、命に始まりも終わりも無く、結局自分だけの命など初めから無かったのだという結論にたどり着きました。
でもここで、「自分は自分としてここにいるし、それは他の誰でもないのだから、自分の存在を考えると、それはやはり自分の命なのではないだろうか。」と思われる方がいらっしゃるかもしれませんね。ここで問題になるのは『自分』という存在です。
さあ、さらなる旅を続けましょう。
他人と分けて考える『自分』とは一体どういう存在なのでしょう?