つまり、外界に対する反応として感情のエネルギーが誘発される時には、喜怒哀楽などの違いはなく、ただ一つの未分化なエネルギーであり、それが外界に向かって発露される際に、フィルターのような働きを経て特定の感情として表現されるのではないか、と私は考えているのです。そのフィルターの働きとは、感情に喜怒哀楽のような“色”を付けたり、感情が発露する際の方向性を狭めたり、発露する際のエネルギーの大きさを制限したりというようなものであり、『感情のエネルギーの発露をコントロールする心の働き』だと考えています。
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