巨大火球の形成による圧力と突然の高熱による急激な空気の膨張により、爆心地の風速は毎秒 440m にもなりました。これは巨大な台風に伴う暴風の約8倍もの風速になります。爆心から 500m の地点でも風速毎秒 280m もあり、この範囲のコンクリート建造物のほとんどが完全に破壊されました。爆心から 1.6km の地点でさえ風速毎秒 86m もあり、全てのレンガの建物は完全に破壊されました。このような爆風により何十メートルも吹き飛ばされたり叩きつけられたり、また、倒壊した建物の下敷きになったりして亡くなった人がたくさんいたそうです。

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