例のごとく国語辞典を見てみると次のように載っていました。

  1. 事柄の内容、様子。また、その知らせ。「情報を集める」
  2. 状況に関する知識に変化をもたらすもの。文字、数字などの記号、音声など、いろいろの媒体によって伝えられる。インフォメーション。

 これは、私たちが日常使っている「情報」のことです。例えば、「現在、台風○○号は、風速○○m/秒、速度○○km/時で伊豆諸島沖を北北東に移動中」などという、ある事象に関するデータのことです。そして、この場合、誰かに知らせる(伝える)という要素が必ず加わっています。英語では information(インフォメーション)に相当します。(inform とは「知らせる・告げる」という意味です。)つまり、私たちが日常使っている「情報」とは「伝達されるべきデータ」のことなのです。ですから、新聞・雑誌・ラジオ・テレビ・インターネットなどを通じて私たちが知り得ることは、すべて「情報」なわけです。

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