私は、超能力ブームが去ってからも興味を持ち続け、スプーン曲げという現象の実在を受け入れていました。なぜなら、ブームの頃に各局のテレビで放映されていた中にとても印象に残る映像があったからです。それらの映像は、意図的に押し隠されたかのように、否定派の反証にも出てきませんでした。

 それらがどのような映像だったかと言いますと、まず、ブームの火付け役のユリ・ゲラーがスプーンを曲げる時は、テレビカメラを前にして、スプーンを指でなでるようにしていたのです。そのうちスプーンが軟らかくなったようになり、スプーンの先端を軽く押すだけで曲がり、さらに、折れてしまったのです。手品のように、見えないところから「はいどうぞ」と曲がったスプーンを出してきたわけではないのです。さらに、顕微鏡による断端の分析までして、専門家が、無理やり折り曲げて切断したような断端ではないと言っていました。

[戻る][進む]

[TOP][学びの道][気づきの小箱][いのち][Eメール]