皆さん、もうお分かりと思いますが、スプーン曲げをインチキだと決め付けることは、実は、スプーン曲げをしている人たち全員が嘘つきだと言っていることと同じなのです。だから、必ず人格攻撃になるのです。当時、全国にいたスプーン曲げ少年たちは、スプーン曲げがインチキだというレッテルを貼られたことにより、かなり辛い仕打ちを受けたそうです。つまり、嘘つき呼ばわりされたのです。そして、そのような状況の中で、スプーン曲げができなくなったり、スプーン曲げの能力を自ら放棄したりしていったそうです。これは、スプーン曲げという超能力が実在するかどうかという、本質的な議論とは全くかけ離れたことです。テレビなどのマスコミが流す情報は、視聴率を稼げればよいとでも思っているのか、このような内容がほとんどです。

 そんなマスコミの流す偏った情報に先導されてしまう(洗脳されてしまう)私たち日本人って、何だか情けなくなりませんか。これは、何も、数十年前の超能力ブームに限ったことではありません。イラク戦争だって、地球環境問題だって、現代の医療情報だって‥。逆にもっとさかのぼれば、大東亜戦争だって‥。

 私たちは、自分が無知であることをもっと謙虚に認め、マスコミなどの情報を鵜呑みにせず、何が真実かを見極めることのできる知恵をつける必要があるように思います。(それよりも、まず『何が真実かを見極めようとする意識を持つ必要がある』のかも知れませんが‥。)

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