ここで、この章の前編で挙げた、『魂』に関する国語辞典からの引用文を三たび提示することにします。

「人間、さらにはひろく動物・植物などに宿り、心のはたらきをつかさどり、生命を与えている原理そのものと考えられているもの。身体を離れて存在し、また、身体が滅びた後も存在すると考えられることも多い。」

 この章の前編の最後では、この引用文に表現されている『魂』に関するエッセンスを下記のように箇条書きで表しました。

  1. 身体を離れて存在している
  2. 人間(動物・植物などにも)に宿っている
  3. 心の働きを司っている
  4. 生命を与えている原理そのもの
  5. 身体が滅びた後も存在する

 これら『魂』に関するエッセンスをさらに検討すると、下記の三つのポイントにまとめることができます。(第七章前編70〜73

  1. 『からだ(BODY)』とは別次元に存在している
  2. “心の全体性”を司っている
  3. 生命原理そのものである

 それでは、これから上記三つのポイントを軸に、『魂』に関して考察して行くことにしましょう。

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