アメリカ側の論理は、東京大空襲を初め日本本土に対する空襲の多くを指揮したカーチス・E・ルメイ少将の言葉に象徴されています。彼は、明らかに非戦闘員を狙ったとする批判に対して、戦後の回想記のなかで次の様に述べているそうです。

 「私は日本の民間人を殺したのではない。日本の軍需工場を破壊していたのだ。日本の都市の民家は全て軍需工場だった。ある家がボルトを作り、隣の家がナットを作り、向かいの家がワッシャを作っていた。木と紙でできた民家の一軒一軒が、全て我々を攻撃する武器の工場になっていたのだ。これをやっつけて何が悪いのか…。」

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