このようなこともあって、後に、幽霊を見たという話も、無碍に錯覚だと言えないのではないかと思うようになりました。それで、幽霊の目撃談を読んでみると、無碍に錯覚とは言えないようなものばかりでした。(そりゃそうでしょう。そのような話を寄せ集めて本にしているのですから。(^_^;))
また、私の身近に、いわゆる霊感の強い人がいて、霊を見たりなど、いろいろ興味深い体験談を聞くことができました。私には、それらの話が単なる錯覚だとは思えませんでしたし、その人が嘘をついているとも思えませんでした。
私の中から神様がいなくなるとともに霊を否定し、どちらかというと避けていた私でしたが、それらのことがあってから、自分の中で霊をまじめに取り上げてみようと思うようになったのでした。