2005/3/25 uploaded

 それからもう一つ、心に引っかった言葉があります。それは「丹田」という言葉です。私がこの言葉に出会ったのはこの時が初めてではなく、中学の時に読んだ本の中に出て来ていました。それで引っかったわけですが、実はこの言葉はとても重要な言葉だったのです。

 中学の時、「空手」に興味を持ちました。素手で何十枚もの瓦を割るのを見て、「すごいなあ!」と思ったものです。そこで、極真空手で有名な大山倍達氏の本を読んだところ、「丹田」という言葉が出て来ました。そこには、丹田を鍛えることが大事であり、丹田はお腹の真ん中辺りにあるように書かれていました。しかし、今一つピンと来ませんでした。なぜなら、私は幼い頃、親に人体図鑑を買ってもらい、どこにどんな内臓があるかぐらいは知っていたからです。人体図鑑には丹田などという臓器は書かれてありませんでしたから、「丹田って一体なんだろう???(・・?という感じでした。ただ、素手で何十枚もの瓦を割っても大丈夫なのは、この丹田と関係がありそうだとは思いました。

[戻る][進む]

[TOP][学びの道][気づきの小箱][いのち][Eメール]