そして、達人がなぜこのようなことができるのかについて簡単に説明していました。それによると‥‥
中国四千年の歴史上、秘中の中のさらに秘中の漢方を探し求めて四千里、中国奥地の険しい山中についにその漢方を発見し、煎じて飲み続けること三日間、気が付くとこのような不思議な能力が身に付いていた。
‥‥なんて、そんなわけはありません。(すみません。m(__)m)
実際には、日々の鍛錬により「丹田」を鍛え、自分の丹田に「気」を集め、その溜め込んだ「気」を相手に向けて放つことにより人を動かしたり、病気を治したりできるのだということでした。確かに、この達人には限界がありました。時間のある限り病人を治療できるわけではなく、自分の丹田の気が枯渇してくるとできなくなるので、人数を制限していました。