夢の中で私が思ったように、それまで私は急行八甲田に乗ったことなどありませんでしたし、また、当時は、今後も乗ることなど考えられませんでしたので、列車に対しては関心がありませんでした。ですから、当時、この夢に対して特別な注意をしていたわけではなく、他の夢と同様、やがて忘れてしまいました。ただこの夢は、空中に浮かんだり、飛んだりできたので、そのことが面白くて、私は夢の中で夢を楽しんでいました。(だから髪の毛を引っ張るようないたずらをしたのです。(^_^))そして最後は、「がんばったな。」と声をかけ、何か清々しい気持ちで夢を終えています。それらのことが、どうもこの夢を、記憶の中の思い出し易い場所に置いていたようです。
私は約半年後にこの夢を思い出すことになるのです。現実の体験として。