2005/12/16 uploaded

 その情報とは、体外離脱体験者の報告です。体外離脱体験では、肉体を脱け出た次の体を第2の体とすると、この状態でいる世界は、私たちが住んでいるこの地上世界のようなのです。なぜなら、体外離脱体験者が最初に遭遇するのが抜け出た後の自分の肉体だったり、また、家族に会いに行ったりするわけですから。しかし、体外離脱中には、この地上世界とは異なる世界に行き、すでに亡くなられた方々に会うこともできるそうです。ただ、その際には第2の体のまま行くのではなく、そのような世界に入る時に第2の体も脱いで、第3の体になって行くのだそうです。第3の体で行ける世界には、すでに亡くなられた方々が存在しているわけですから、まさに「霊界」という呼称は適切と思われます。そして、第3の体は、霊界に存在する体ということで「霊体」という呼称も適切と思います。

 ここで、今後の誤解のないように明らかにしておきますが、私は「体外離脱における第3の体」『霊体』とし、「体外離脱における第3の体によって行ける世界(次元)」『霊界』としています。そして、以後、この旅においては、「霊体」「霊界」という言葉はそのような意味で使っていきます。このような定義は、心霊関係の本やスピリチュアル関係の本の中で使われているのとは異なる意味の場合があるかもしれません。そんな時は、どちらが正しいのかということを考えず、お互いの一致点を見るようにしていただきたいと思います。元々よくわかっていない世界のことですし、先に「霊」と「魂」という言葉に付いてお話ししましたように、厳密に言葉の定義がなされているわけではありませんから、使う人個人の解釈によって使われているようです。ですから、そのような用語の不一致で皆さんが混乱することのないように、私は、この旅における「霊体」と「霊界」の定義をここでしておきます。ご了承の程、お願いいたします。m(__)m

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