三つ目は、自分の幽体で見ている可能性です。これは、(2)の可能性のバリエーションの一つです。体外離脱者の報告では、体外離脱後の幽体(第2の体)の状態では、他の幽体は見えるそうです。例えば、体外離脱中に他人の死に遭遇した時、その人の肉体から離脱する幽体が見えるそうです。また、幽体(第2の体)の状態では、肉体にはぶつかることなく通り抜けてしまうけれども、幽体同士はぶつかるそうです。つまり、幽体同士では肉体における五感のような感覚が存在するということです。とすると、私たちの幽体は亡くなった人の幽体を見ているはずです。そして、幽体で見た視覚情報が私たちの肉体の脳に伝達されれば、視覚化され、認知される可能性があります。通常、このようなことが起こらないのは、幽体で見た視覚情報を肉体の脳に伝達する経路に何らかのギャップが存在する為ではないでしょうか。そのギャップを埋める条件が整えば、幽体が見えるのではないかと思います。

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