話を戻します。

 見えない体も肉体と同様に、複数の機能の集合体であると捉えるならば、肉体と見えない体とは分けて考えるものではなく、複数の機能の集合体として、一つの『からだ(BODY)』を成していると考えて良いのかも知れません。私たちは、その「からだ(BODY)」を五感で感知できる部分を「肉体」、五感で感知できない部分を「見えない体」と分けているのかも知れません。実は、私はそのように理解しています。ですから、「霊」という言葉の定義を、最初に挙げた時のように曖昧にして、いわゆる見えない体を包括するようにしたのです。ご理解いただけますでしょうか。以後、「肉体」と「見えない体=霊(広義)」とを合わせた一つの体に言及する場合、『からだ(BODY)』と称することにします。

 えっ、何か一つ忘れてるんじゃないかって?『魂』はどこへ行っちゃったのって?

 そうなのです。上記のように「からだ(BODY)」を捉えると、その先に残るのは『魂』なのです。

 『魂』とは一体何なのでしょうか?

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