2006/3/30 uploaded
「人生の目的は悟りを開くこと」
皆さん、このような言葉をどこかで聞いたこと、あるいは、目にしたことはありませんか?
とても言い難いのですが、これは11年前に日本中を震撼させた某宗教教団の人たちが言っていたことと同じなのです。世間では、教団幹部の多くが高学歴で社会常識を備えているはずの人たちであったことに非常にショックを受けていましたね。そして、なぜあのような教団に入信していったのか疑問に思っていましたね。私も、彼らがあのような反社会的な事件を幾つも起こしていたことを知った時はとてもショックでしたし、なぜあのようなことをしたのか理解できません。でも彼らが“教団に入信した”気持ちというのは、何となくわかるような気がするのです。彼らが教団を作ったのは80年代の後半だったと思いますが、当時、私も似たような心境でしたから。つまり、「人生の目的は悟りを開くこと」です。(私の場合は“悟りを開くこと”ではなく“器を大きくすること”ですが‥。(^_^;))
彼らも「人間とは何だろう?」「人生の目的とは何だろう?」と考えていたのではないでしょうか。考えて考え抜いた結果、「人生の目的は悟りを開くこと」にたどり着いたのではないでしょうか。
でもそこにはとてつもない“落とし穴”があったのです。なぜ彼らは“落とし穴”にはまってしまったのでしょうか?これは『魂』を考える上でもとても大事なことなので、一緒に考えて行きましょう。