このようなことは、何も某宗教教団の彼らだけのことではありません。他の宗教教団の信者でも同様でしょうし、宗教とは関係のない集団や組織でも、似たようなことは大なり小なりよく見られます。

 例えば、様々な技能を修得する為の教室があります。そこには、教室の生徒たちに技能を教える先生がいます。生徒数が多いと先生も複数いますが、その中に知識や技術が優れた先生が居ることがあります。そのような先生は、生徒たちばかりではなく先生たちからも尊敬され、カリスマ扱いを受けるというのはよく見られる光景だと思います。また、様々な団体の創設者や代表という地位にある中心人物は、その組織の中で多くの人を動かしたりして権力を持っていますからカリスマ扱いを受け易いと思います。特に、教室を開設したり代表になったりする人は、元々知識や技能に優れているわけですし、自分自身もその教室を動かしているという自負がありますから、自らもカリスマ気取りになっていることがあります。

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