自分のやり方に自信があるという驕った意識の裏には、全く逆の“自信のなさ”がありました。自信のなさを隠すために、虚勢を張っていたということです。おそらく、自分の考えを生徒に強制する先生というのは、実は、自分に自信がないのです。生徒を指導しながら自らも学ぶということができる程、精神的に余裕のある人ではないのです。(このような人を『人間器論』では“器の小さな人”と表現します。)そんな人間に、本当の「教える」ということができるわけはありません。(「先生なんだから」とか、「お金払ってるんだから」などと建て前を言ってもしようがありません‥。(-_-;)

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