ここで、私事で恐縮ですが、ちょっとお話しさせていただきます。
私は、外来診療の際、患者さんが何を言いたいのかとか、どこが悪いのかということが、患者さんが診察室に入ってきた時にわかってしまうということをこれまで何度か経験しています。このようなことは、特に、患者さんの数が多くて、とても忙しい時に起こったように思います。とても不思議な感覚でした。これも以心伝心でしょうか。皆さんはどう思われるかわかりませんが、医師は、患者さんを診療している時は、脳をフル回転させて診断をし、検査や治療の方針を立てているのです。このような情報処理を高速に行っていると、第六感というような、普段あまり働いていない感覚が働き出すのではないかと私は思っています。それは、人の思いのような波動情報をキャッチすることなのかもしれません。(だから私が名医だとか言いたいわけでは決してありません。このようなことは滅多にありませんし、おそらく他のお医者さんも同様の経験があるのではないかと思います。また、医師でなくとも、忙しくお仕事をされている方は、無意識ながらもそのような経験をされているのではないでしょうか。(^_^;))