波動の法則を適用して解釈する時には、このように“共鳴の原理”がキーポイントになります。
例えば、誰かと話をしていて、その人が自分の辛かった時のことを話したとします。その時、あなたは、「ああ、辛かったんだなあ。」と、相手の辛さを理解できたとします。でも、この理解は、頭で分かっている、知識としての理解です。波動の法則で考えれば、共鳴の程度は弱いと考えられます。もし、相手の辛さを自分の辛さとして共感できるほど強く共鳴すれば、胸をえぐられるような痛みを感じるかもしれません。涙が出てくるかも知れません。なぜなら、二つの音叉の一方を鳴らせば、もう一方も共鳴して鳴り出すのと同様に、波動が共鳴する時には、エネルギーが伝わるからです。(感情はエネルギーでしたね。(^_^))そして、共鳴の度合いが強ければ強いほど、伝わるエネルギーは強くなるからです。