ところが、私は幼少の頃から、いわゆる超常現象に対する興味が強かったので、超能力やUFOの存在は受け入れていました。第六章(22〜37)でお話ししましたように、それらを通して、私は、科学が世の中の現象すべてを解き明かしているわけではないという、当たり前なのに忘れられがちな事実をしっかり認識することができたのです。そして、そのような認識を通してみると、まず幽霊の存在が無碍に否定できないことがわかりました。そして、それまで避けていた霊についていろいろと調べるうちに、その存在は確かなものであると思うに至ったのでした。

 霊に対するアレルギーがとれると、自然に『神』に対しても、もう一度その存在を追究してみようと思うようになりました。つまり、私の中での“神探し”が始まったのです。

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