2007/5/2 uploaded

 それでは、『魂』と「からだ(BODY)」の関係はどうなっているのでしょうか?

 ここで、第七章で何度か挙げた、『魂』に関する国語辞典からの引用文をまた提示させていただきます。

「人間、さらにはひろく動物・植物などに宿り、心のはたらきをつかさどり、生命を与えている原理そのものと考えられているもの。身体を離れて存在し、また、身体が滅びた後も存在すると考えられることも多い。」

 そして、この引用文に表現されている『魂』に関するエッセンスは、下記の通りでした。

  1. 身体を離れて存在している
  2. 人間(動物・植物などにも)に宿っている
  3. 心の働きを司っている
  4. 生命を与えている原理そのもの
  5. 身体が滅びた後も存在する

 さらに、これら『魂』に関するエッセンスを検討すると、下記の三つのポイントにまとめられました。(第七章後編31

  1. 「からだ(BODY)」とは別次元に存在している
  2. “心の全体性”を司っている
  3. 生命原理そのものである

 そうです。『魂』は「からだ(BODY)」とは別次元に存在しているのです。別次元に存在している『魂』が「からだ(BODY)」に乗り込むことはできないはずです。

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